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ガチレビ!第1回 SAKURA~ハルヲウタワネバダ~/矢島美容室

こんにちは!ケイゴです。

「ガチレビ!」では、新譜のレビューを「オマエ、何様だよ。」とツッコみたくなるくらいガチで行いたいと思います。

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記念すべき第1回のレビューは、「SAKURA~ハルヲウタワネバダ~/矢島美容室です。

昨年11月、彗星のごとく現れた大型新人「矢島美容室」。まずは、彼女達の名前の由来やデビューまでのいきさつを振り返ってみよう。ユニットは母と姉妹の3人で構成される。DJ OZMAが米ネバダ州ラスベガスにてスカウトしたとの触れ込みの下、母・マーガレットの夫であり失踪中の日本人美容師・矢島徳次郎を探す目的で来日。ユニット名は矢島が気づきやすいようにという名目で付けられた。このように、とにかく設定が細かい。というのも、とんねるずとDJ OZMAが普通に歌うだけでは売れないというのは十分に分かっているからである。以前とんねるずが参加していたユニット「野猿」の場合は素人の番組スタッフに2人がサポートする形で成功を収めたが、人気のピークを過ぎたDJ OZMAが一緒になったところであまり新鮮味がない。そこで、DJ OZMAの「『矢島工務店(とんねるずの番組内で人気を博したコントに登場するロックバンド)』の現代版をやりたい」という発言をヒントに、年齢・国籍・人種はおろか性別をも変えた設定でデビューする運びとなったのである。

そんな彼女たちのデビュー曲「ニホンノミカタ~ネバダカラキマシタ~」は映画「ドリームガールズ」を意識したディスコチューンであったが、待望の2枚目のテーマはズバリ「桜」。2003年頃からJ-POP界では桜ソングブームが起こっておりそろそろ飽和状態を迎えているので、失敗しないようにとにかくいろんな要素を詰め込んだ内容となっている。個人的な解釈もあるが、順番に挙げてみよう。イントロで登場する着物姿のマーガレットを見て「夢芝居/梅沢富美男」を連想してみたり、イントロの歌詞とメロディーの符割りが「さくら(独唱)/森山直太郎」と全く同じだったり、その後もたたみかけるように「千の風になって」や「さとうきび畑」の歌詞を拝借したり、Aメロはなんとなくキャンディーズを彷彿させたり、サビのメロディーでは「誘惑光線・クラッ!/早見優」を思い出してみたり、桜とは全く関係ない「アルプスの少女ハイジ」の名セリフが出てきたり、イントロで出てきた森山親子が今度は名指しで出てきたり、かろうじて桜つながりで寅さんが出てきたり、そして最後は「バナナの涙/うしろゆびさされ組」で締めくくってみたり。様々な年代の人が少しでもひっかかるように随所にネタを散りばめ、1つの曲として成立させているところはさすがである。
今年の桜旋風は、ネバダから吹いてくる異常気象になりそうだ。

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